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競演-永徳・探幽・応挙

会期:【前期】2020年 7月11日[土]-9月9日[水] 【後期】2020年9月11日[金]-11月3日[火・祝]

本展では、桃山から江戸時代に活躍した三人の画人の作品を中心にご紹介いたします。桃山時代、大画面の襖絵など勇壮な障屏画を数多く手掛けた狩野永徳(1543-90年)と、その孫で徳川幕府の御用絵師となった狩野探幽(1602-74年)による水墨画の競演と、狩野派とは一線を画し、自らの眼で確かめた風景や人物を写すことに徹して日本写生画の祖とされた円山応挙(1733-95年)による鮮やかな彩色の「淀川両岸図巻」を、下図と合わせご鑑賞ください。

■古美術 出品作品
【全期】円山応挙「淀川両岸図巻」一巻 江戸時代
【前期】狩野永徳「虎図」(三井寺旧日光院客殿障壁画)四幅 桃山時代/狩野探幽「李白観瀑図」(狩野派寄合書)一幅 桃山時代/「角力図屏風」六曲一双 江戸時代/「軍配に鉄仙蒔絵刀筒」江戸時代 など
【後期】狩野永徳「虎図」(三井寺旧日光院客殿障壁画)一幅 桃山時代/狩野探幽「龍虎図」双幅 江戸時代/「武蔵野図屏風」八曲一隻 江戸時代/「葡萄栗鼠蒔絵提重」江戸~明治時代 など

■現代美術 出品作家
アニッシュ カプーア、内倉ひとみ など

画像(上) 円山応挙「淀川両岸図巻」江戸時代(部分)

同時開催:「きぼうのかたち-原美術館コレクション」