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展覧会情報

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みんな、うちのコレクションです

会期:2016年5月29[土]-8月21日[日]

原美術館が1979年の創立以来収集してきた現代美術コレクションは、現在約1,000点にのぼります。その中から、横尾忠則、加藤泉、艾未未(アイ ウェイウェイ)、クリスト&ジャンヌ=クロード、ウィリウム ケントリッジをはじめとする絵画・彫刻・ドローイング・映像作品を展示します。

うち(美術館)は、うち(家)でした

当館は、もともと個人邸宅として1938年に建てられたもので、東京国立博物館の現・本館(同じく1938年オープン)を手がけた渡辺仁(1887-1973)が設計しました。西洋モダニスム建築を取り入れ、中庭を包みこむように緩やかな円弧を描いた空間デザインが特徴的です。住まいとしてのボリュームと歳月を重ねてきた空間での美術鑑賞は当館ならではの特色です。原美術館では、この空間と作品との対話を大切にした展示構成を心がけてきました。
居間や寝室は企画ごとに展示を入れ替えるギャラリーに改装した一方、浴室や洗面所などの小部屋は、ユニークな常設展示作品に生まれ変わりました。見落としそうな《隅っこ》や《端っこ》に、建物と一体になった作品がさりげなく存在しています。さらに、建物の中だけでなく、敷地内の庭にも野外常設作品が点在しています。
美術館として再生してから、芝生の中庭に面してガラス張りのカフェを増築しました。鑑賞のあとの休息にご利用ください。(カフェのみのご利用でも入館料が必要になります)