Hara Museum ARC

「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展」の出品作家である杉本博司のアーティストトークを開催。2017年10月、神奈川県小田原市にオープンした複合文化施設「小田原文化財団　江之浦測候所」を手がけたことでも注目を集める杉本に、現在の活動を中心にお話いただきます。

杉本博司
1948年東京御徒町生まれ。1970年渡米、1974年よりニューヨーク在住。活動分野は、写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理、と多岐に渡る。杉本博司 のアートは歴史と存在の一過性をテーマとしている。そこには経験主義と形而上学の知見を持って、西洋と東洋との狭間に観念の橋渡しをしようとする意図がある。時間 の性質、人間の知覚、意識の起源、といったテーマがそこでは探求される。2008年に建築設計事務所「新素材研究所」、2009年に公益財団法人小田原文化財団を設立。2017年10月には小田原文化財団＜江之浦測候所＞が開館。1988年毎日芸術賞、2001年ハッセルブラッド国際写真賞、2009年高松宮殿下記念世界文化賞（絵画部門）受賞。2010年秋の紫綬褒章受章。2013年フランス芸術文化勲章オフィシエ叙勲。2017年文化功労者。

会場

原美術館　ザ・ホール

参加費

1,000円（入館料別）