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展覧会情報
過去の展覧会
原六郎コレクションの名品 ─ 国宝「青磁下蕪花瓶」を中心に
会期:前期/2010年3月20日[土]-4月20日[火]
後期/2010年4月24日[土]-5月30日[日]
特別展示室 觀海庵
觀海庵では、東洋古美術からなる原六郎コレクションより絵画・書蹟の名品を選りすぐり紹介いたします。
独特の画技で衣の動きと宙に浮く動感が表現される雪村の「列子御風図」、すぐれた書家として寛永の三筆の1人に数えられる本阿弥光悦の「蝶下絵和歌巻 古今和歌集春歌上」。さらに、狩野探幽の10代の作品として注目される「太公望釣浜図」に「李白観瀑図」、貴重な古筆切が収められた手鑑「麗藻台」などを展観いたします。
また、あわせてアニッシュ カプーアの「虚空」、マーク ロスコ「赤に赤」など現代美術の作品も展示いたします。当館のコレクションを通じて、時代や地域を越えた美の表現と造形が織りなす世界をご堪能いただければ幸いです。
【全期】 「青磁下蕪花瓶」一口 南宋時代/円山応挙 「淀川両岸図巻 下図」 一巻 江戸時代
【前期】 狩野永徳 「蘭亭図」(三井寺旧日光院客殿障壁画)四幅 桃山時代/徐霖「四季山水図」四幅 明時代 など
【後期】 狩野永徳 「虎図」(三井寺旧日光院客殿障壁画)一幅 桃山時代/沈南蘋 「老松白鶴図」 一幅 清時代/沈南蘋 「双鶴桂子蘭孫図」 一幅 清時代 など