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イベント情報

募集終了

ナカダイ伊香保工場 モノ:ファクトリー×ハラ ミュージアム アーク

会期:2012年8月11日(土)-15日(水)

時間:10:30am-4:00pm

産廃を材料にして工作と解体を体験し、モノの不思議を発見するワークショップ。

この夏、ハラ ミュージアム アークでは、カラフルなLANケーブルの端材やペンの部品、シャンデリアのパーツなど、いろいろな産業廃棄物を材料にして作ってあそぶ工作ワークショップと、プリンターやパソコンなどの製品をこわしてモノの成り立ちを学ぶ解体ワークショップを行います。
会場には、産廃処理会社・ナカダイが集めた廃棄物のなかからセレクトしたマテリアルのショップも併設します。 産廃を自分だけのオブジェに再生してみてはいかがでしょうか。ナカダイ伊香保工場との出会いは驚きと発見がいっぱいです。「モノづくり」や「創造すること」についてより深く考察するための一助となれば、と考えています。

◇作ってあそぶ
講師:葵 花織、岩井エリカ ※以下のメニューより選んでご参加いただけます。
レギュラースペース 所要時間 約45分、参加費1,050円~
・LANケーブルを使ってコースターを作ろう ・すきな素材を組み合わせてつくるナカダイオリジナルステンドグラス
・ゆらゆら揺れるモビール作り  ・古布で作るシュシュ&シューズクリップ
・トントン叩いてリングを作ろう ・鏡をデコレーションしよう
・素材感たっぷりブックマーク作り ・金属をグルグルねじってオリジナルバングルを作ろう

プレミアムスペース 所要時間 45-60分
11:00am-、12:00pm-、1:00pm-、2:00pm-、参加費2,100~5,250円
・銅線でつくるキラキラリング(刻印可能)
・アンティークシャンデリアで作るガラスネックレス(ガラスの大きさを自由に選べます)

◇こわして学ぶ/解体
講師:ナカダイスタッフ、所要時間60分、参加費1,050円
プリンターやパソコンを解体します。道具はすべて会場に準備しています。

◇いろいろ見つかる/マテリアルショップ
会場にて、産廃マテリアルを各種ご用意し、量り売りします。

モノ:ファクトリー(株式会社ナカダイ)とは
群馬を拠点に産業廃棄物の中間処理・資源再生を行う会社です。そこには使用を終えた製品や、在庫からそのまま廃棄処分になった未使用の製品、製造ラインから落ちた部材などが毎月2,000トン搬入されます。ナカダイは、2010年よりそれらの素材をピックアップし、「ソーシャル・マテリアル」としてデザイナー、建築家、アーティストへ情報公開・展示販売を行ってきました。2011年に「モノ:ファクトリー」をオープン。2012年5月は渋谷ヒカリエに「ナカダイ渋谷市場」を期間限定オープン。7月から「マテリアルライブラリー」「ショップ」「工房」などの一般公開も開始されます。

中台澄之 (なかだいすみゆき)株式会社ナカダイ 前橋支店支店長
1972年生まれ。東京理科大学理学部卒業、証券会社勤務を経て、ナカダイに入社。中間処理場を「モノが集まる場所」と捉え、これまでの「廃棄」を新しい価値の「生産」へと転換する21世紀型モノづくりの拠点 “モノ:ファクトリー”をオープン。新たなモノの流れと産業を構築するべく、様々な研修やイベントなどの企画、運営を行い、多くのデザイナーや建築家と協働している。

葵 花織 (あおいかおり)
1981年埼玉県生まれ。2008多摩美術大学大学院卒業。2010年Innocent blue設立。デザイン・クラフト・アートと多分野で活動。Bombay Sapphire “Designer Glass Competition” 2007優秀賞、第15回テーブルウェア大賞 最優秀賞、第25回朝日現代クラフト奨励賞,第47回日本クラフト展 学生賞 など受賞多数。

岩井エリカ (いわいえりか)
1986年埼玉県生まれ。2009年多摩美術大学工芸学科卒業。『STONE project』アシスト参加 (edinburgh college of art UK)2011年『第1回産廃サミット』(多摩美術大学)後、『モノ:ファクトリーナカダイ西麻布工場』(2011年 KREI 西麻布)にて展示・ワークショップを行う。第27回日本ジュエリーアート展 入選