Hara Museum ARC

柳 正彦氏（美術ライター）は、1981年にニューヨークに渡り、ニュー・スクール・ソシアル・リサーチ大学修士課程を修了しました。在学中より、美術、デザイン関係誌への執筆や、展覧会企画、コーディネート等を行ってきましたが、1980年代中頃からは、クリストとジャンヌ=クロードのスタッフとして「アンブレラ」「包まれたライヒスターク」「ゲート」「オーバー・ザ・リバー」「マスタバ」など大規模プロジェクトの準備、実現に深く関わってきました。また、二人の日本での展覧会、講演会のコーディネート、メディア対応の窓口も勤め、著書に、「クリストとジャンヌ＝クロード　ライフ＝ワークス＝プロジェクト」（2009年12月、図書出版）があります。ここでは、クリスト夫妻との出会いから今日に至るまでの30年にも及ぶ交流を通して、数々のプロジェクトのポイントや柳氏だけが知る彼らの横顔について、貴重な映像資料を交えながら語っていただきます。

参加費　 一般1,500円、大高生1,000円、原美術館メンバーシップ会員／中学生以下500円（入館料込み、1ドリンク付き）