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講演会 戸谷成雄 自作を語る

会期:2018年4月21日[土]

時間:2:00 pm - 3:30 pm

1970年代より長年にわたり国際舞台の第一線で活躍し、日本の現代彫刻界を牽引してきた戸谷成雄が、大学教授退官という節目を迎えたこの春、自身の創作の歩みと、探求を続ける「彫刻」の可能性について語ります。

戸谷成雄(とや しげお)

1974年《POMPEII・・79》を発表、以来一貫して彫刻の原理とその構造を追求。彫刻概念の再定義を試みたコンセプチャルな作品シリーズを発表した後に、1984年から《森》シリーズ、1994年から《《境界》から》シリーズ、2000年前後頃から《ミニマルバロック》シリーズなどを展開。ポスト・ミニマリズム、もの派以降解体された「彫刻」の再構築と新たな可能性を探る。
主な美術館の個展として1995年広島市現代美術館、2003年愛知県美術館、2006年宮崎県立美術館、2011年ヴァンジ彫刻庭園美術館ほか。シュウゴアーツやケンジタキギャラリーなど画廊での個展多数、継続的に新作を発表。1988年「ヴェネチア・ビエンナーレ」、1990年「プライマル・スピリット 今日の造形精神」北米巡回、2000年「光州ビエンナーレ」、2012年「キエフ国際ビエンナーレ」などの国際展にも度々参加。日本の現代彫刻を代表する存在として評される。1988年朝倉文夫賞、1995年平櫛田中賞、2000年光州ビエンナーレアジア賞、2004年芸術選奨文部科学大臣賞、2015年中原悌二郎賞などを受賞。2009年には紫綬褒章を受章する。2006年武蔵野美術大学彫刻学科教授に着任以降、後進の育成に尽力し、今春退官。

参加費

聴講無料(要予約、入館料別)

会場

ハラ ミュージアム アーク 回廊