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イベント情報
「時の海 – 東北」プロジェクト タイム設定ワークショップ in 原美術館ARC/デモンストレーション展示
会期:【ワークショップ】2022年9月23日(金・祝)9月24日(土)【デモンストレーション展示】9月10日(土)―11月9日(水)
時間:
宮島達男「時の海-東北」プロジェクト(参考イメージ)撮影:Nobutada Omote
2022年9月23日(金・祝)『美術を学ぶ学生のためのバスツアー』(新宿発着)
9月24日(土)『タイム設定ワークショップ』(どなたでもご参加いただけます。)
「時の海 – 東北」プロジェクトとは
『Sea of Time – TOHOKU』を東北の海の見える場所に設置
あの時、あの人に逢いに行く ̶̶
東日本大震災をきっかけに現代美術家・宮島達男が犠牲者の鎮魂と震災の記憶の継承を願い、東北に生きる人々、東北に想いを寄せる人々と共につくりあげる「時の海 – 東北」プロジェクト。 生命の永遠性を象徴するLEDの数字カウンターを用いて、生と死、命について表現し続ける宮島達男は、本プロジェクトを通して、こどもから大人まで3,000人の想いを東北へつなげ、他者への想像力の可能性を拓いていこうとしています。
タイム設定ワークショップとは
「時の海 – 東北」の3,000個のLEDは、一つひとつが異なるスピードで数字をカウントダウンしています。 タイム設定は、9、8、7、6 …と、数字が切り替わるタイミングの速さを、参加者の希望する秒数(0.2秒~ 120.0秒まで)に設定し、その数字や東日本大震災にまつわるエピソード、東北への想いや大切なあの人 への想いを共有する対話型のワークショップです。
「時の海 – 東北」の参加者は、タイム設定を通じて一人ひとつのLEDに想いを託し、それが集まって大きな一つの作品となります。
ワークショップの内容
宮島達男による作品の説明の後、記入用紙にタイム設定の数字とその数字に込めた想いや東北へ寄せる想いを書き込んでいただきます。
「タイム設定」は「時の海―東北」プロジェクトのウェブサイトからもご参加いただけます。
詳細はこちら https://seaoftime.org/participate/
【9月23日(金・祝)『美術を学ぶ学生のためのバスツアー』(新宿発着)】
タイム設定ワークショップ及び、それに先だつ宮島達男によるレクチャーを聴講する、学生限定のバスツアーを開催します。
日時 2022年9月23日(金・祝)
会場 原美術館ARC 回廊スペース
対象 美術を学ぶ学生
定員 30名
参加費 無料。当日は学生である証明書をご持参ください。
助成 一般財団法人MRAハウス
バスツアー スケジュール(予定)
8:15 新宿集合
11:00 原美術館ARC到着
到着後、開架式収蔵庫ツアー(希望者のみ)、自由行動(美術館展示室見学、昼食など)
13:40-14:10 宮島達男レクチャー&質疑応答
14:10-14:50 「時の海 – 東北」タイム設定ワークショップ
14:50以降 「時の海 – 東北」デモンストレーション展示 適宜ご見学
16:00 原美術館ARC出発
18:30 新宿駅解散
ご予約方法
E-mailにてお申込みください。arc@haramuseum.or.jp
件名に「9/23学生限定」、本文に以下の項目をご記載ください。
・お名前
・ご連絡先(当日ご連絡可能な携帯番号)
・学校名・学年(当日は学生である証明書をご持参ください。)
・バスツアー参加の有無と、当日の年齢(※バス保険の関係により、ご記入をお願いしております。)
当館からの返信をもち予約完了とします。1週間以内に返信の無い場合はお問い合わせください。
定員になり次第受付終了いたします。
※レクチャー・ワークショップのみ参加の方は、ご予約の上、直接ご来館ください。
【9月24日(土)タイム設定ワークショップ】
小さなお子様から大人まで、プロジェクトの主旨に賛同いただける方はどなたでもご参加いただけます。
*過去、本プロジェクトのタイム設定を行われた方はご参加いただけません(お一人様につき1回のみ)。
日時 2022年9月24日(土)①11:00~/②14:00~
定員 各回30名程度
参加費 無料(要入館料)
開催場所 原美術館ARC 回廊スペース
ご予約方法 こちらのウェブサイトよりご予約下さい。
「時の海 – 東北」 https://seaoftime.org/
*原美術館ARCメンバー 特別予約期間 8月5日(金)、8月6日(土)、8月7日(日)
メンバーの皆様へは追って詳細をご案内いたします。
【デモンストレーション展示 「時の海 – 東北」プロジェクト】
会場 原美術館ARC 特別展示室 觀海庵
会期 2022年9月10日(土)―11月9日(水)
タイム設定ワークショップに併せて、現在までに制作されたデジタルカウンターの一部を用いて「時の海 – 東北」のデモンストレーション展示として公開します。
*開催中の展覧会「雲をつかむ 原美術館/原六郎コレクション」第 2 期(秋冬季)(2022 年 9 月 10 日 から 2023 年 1 月 9 日まで)も併せてご覧いただけます。
宮島達男 Miyajima Tatsuo
現代美術家。2006-2016年京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 副学長。2017年から現在まで、京都芸術大学客員教授。1986年東京藝術大学大学院修了。1988年ヴェネツィア・ビエンナーレ新人部門に招待され、デジタル数字の作品で国際的に注目を集める。以来世界30ヵ国250カ所以上で作品を発表している。1998年第5回日本現代芸術振興賞受賞。2021年第71回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。1998年ロンドン芸術大学名誉教授博士授与。代表作に『メガ・デス』(1999/2016)など。
今後の新型コロナウイルス感染拡大状況・荒天等により開催を延期・中止する場合がございます。その際は何卒ご容赦くださいませ。