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開館35周年記念 原美術館コレクション展

会期:2014年10月25[土]-2015年1月12日[月・祝] 

原美術館は、今年12月に開館35周年を迎えます。当時、日本では稀有な現代美術専門館を開設する目的で1977年に財団法人アルカンシエール美術財団(現・公益財団法人アルカンシエール美術財団)を設立し、作品収集を始めました。国内外の重要な作家の秀作を収蔵し、1979年に原美術館が開館、その後も収集を続け、現在コレクションは1,000余点にのぼります。35周年を記念して開催する本展では、今日までに日本で花開いた現代美術の諸相を紹介いたします。
本展における見どころの一つが、李禹煥(リ ウーファン、1936年韓国生まれ)をはじめとする「もの派」と、その時代の作家による作品群です。榎倉康二、菅木志雄、吉田克朗、そして野外に常設の関根伸夫の作品をごらんいただけます。
また、企画展開催を機に収蔵された作品も多く、それらは当館コレクションの中核をなしています。本展では荒木経惟、安藤正子、加藤泉、操上和美、佐伯洋江、坂田栄一郎、野口里佳、やなぎみわ、米田知子など、展覧会を通して収集された作品の展示がもうひとつの見どころです。
なお、別館ハラ ミュージアム アーク(群馬県渋川市)においては、「原美術館開館35周年記念コレクション展 海外交流の軌跡」と題して、ヨーロッパ、北中南米、オセアニア、アジア、アフリカ各地との交流の足跡をコレクションを通してご覧いただけます。