Contents

イベント情報

募集終了

クリスト講演会

会期:2016年10月2日[日]

時間:4:00-6:00 pm

「クリストとジャンヌ=クロード: フローティング・ピアーズ、イタリア・イゼオ湖、2014-16と、進行中の2つの作品:オーバー・ザ・リバー、コロラド州アーカンザス川のプロジェクト&マスタバ、アラブ首長国連邦アブダビのプロジェクト」 

今秋、水戸芸術館で開催される「クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1984-91」展を記念し来日するアーティスト クリストをお招きし、品川の原美術館で講演会を開催いたします。 2016年6月、イタリア北部のイゼオ湖で公開された最新プロジェクト「フローティング・ピアーズ」(浮かぶ埠頭)は、16日間の会期中に世界中から150万人もの人が訪れ、大きな話題をよびました。本講演では、「フローティング・ピアーズ」を中心に、アブダビとアメリカで進行中の2つのプロジェクトについてお話頂きます。

クリスト(1935-)とジャンヌ=クロード (1935-2009)
1935年6月13日、ブルガリアのガブロヴォに生まれたクリストは、共産主義国を逃れ1958年に到着したパリで、同じ日に生まれたジャンヌ=クロードと出会い、以降公私共にかけがえのないパートナーとして、数々のプロジェクトの実現を目指すようになる。初期には瓶や缶などの日用品を包む作品を発表する一方、「積まれたドラム缶」などの作品で注目されはじめ、1964年ニューヨークに移住。内と外の狭間という着眼点は揺るがせず、「包む」対象を日用品から建築物や自然へとスケール拡大し、同時に包む以外の方法で布を使う大規模な作品を展開していった。「ランニングフェンス」(1976)、「囲まれた島々」(1983)、「アンブレラ、日本=アメリカ合衆国」(1991)、「梱包されたライヒスターク」(1995)、「ゲーツ」(2005)など、市民や行政や自然環境を取り込んだ数々の巨大プロジェクトを実施している。

会場

原美術館 ザ・ホール

主催

原美術館

料金

無料(入館料別)

協賛

ドイツ銀行