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イベント情報

募集終了

加藤訓子 マリンバリサイタル「BACH」 at the Hara Museum

会期:2018年4月13日[金]・14日[土]

時間:4月13日[金] 19:00 開演/14日[土] 18:00開演 (約80分)

一昨年の原美術館におけるスティーブ・ライヒとアルヴォ・ペルト公演で、その圧倒的な演奏により聴衆を魅了した世界的パーカッショニスト、加藤訓子を再び当館に迎え、新作「BACH」を二夜に渡りご紹介します。
加藤訓子は、2017年4月英リン・レコーズから第4弾として、バッハのヴァイオリン・ソナタとチェロ組曲34トラックを収録した二枚組ソロアルバム「BACH」をグローバルリリースし、マリンバのソロで「クラシック」の古典を情緒豊かに表現した作品として、世界の有力誌より高い評価を受けました。エストニアのタルトゥにある中世の教会で約4週間かけて収録されたこのアルバムは、加藤訓子の深い解釈と音楽性を全編に渡って感じられる内容であり、単にバッハを別の楽器で演奏したものとは次元の異なる高い完成度を誇っています。
アルバムのライブ公演は、2017年度カテドラルツアーと題してエストニア、ロシア、豪州、日本各地で行われました。 原美術館でのコンサートは、新緑の中庭を臨むザ・ホールでの二夜連続公演にて、アルバム全曲をお楽しみいただくプログラムとなります。

加藤訓子
音楽誌の権威英グラモフォンは、「巨匠への通過儀礼もクニコには、勝利の儀式に過ぎない。」と讃し、英サンデータイムズ紙は、「力強く、繊細、根源的でエレガント、見事である。」と評する。桐朋学園大学研究科修了とともに渡欧。ロッテルダム音楽院を首席で卒業した最初のパーカッショニスト。サイトウキネンオーケストラ、アンサンブル・イクトゥス(ベルギー)、アンサンブル・ノマドなど内外のグループへ参加後、ソロ活動へフォーカスする。ダルムシュタット国際現代音楽祭クラニヒシュタイン賞等、受賞歴多数。2011年 スティーブ・ライヒのカウンターポイント代表作を世界で初めて打楽器へ編曲したソロアルバム「kuniko plays reich」を英リン・レコーズ(Linn Records)より世界同時発売。アルバムのライブ版公演は、サントリー芸術財団より第十二回佐治敬三賞を受賞。英国スコットランドの高音質で知られる世界的レーベル、リン・レコーズからCDを出す唯一の日本人アーティスト。パール楽器・アダムス社(蘭)グローバルエンドーサー。愛知県豊橋市出身、米国在住。

会場

原美術館 ザ・ホール

主催

原美術館、kuniko kato arts project

企画・演奏

加藤訓子

音響デザイン

寒河江ゆうじ

料金

全席自由/入館料込 一般6,000円 原美術館メンバーとご同伴者1名まで4,500円
二夜セット券 一般10,000円 原美術館メンバーとご同伴者1名まで8,000円