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展覧会情報

過去の展覧会

磯崎新 觀海庵 縁起

会期:2019年9月13日[金]-10月23日[水]

――觀海と号した原六郎の日本美術から、曾孫、原俊夫の現代美術コレクションへと続く系譜への、磯崎新によるレスポンス――


觀海庵外観 撮影:齋藤さだむ

ハラ ミュージアム アーク 特別展示室 觀海庵
2019年 9月13日[金]-10月23日[水]


黒い色調で統一されたシャープなフォルムが特徴的なハラ ミュージアム アーク(1988年設立・2008年増築)。 その建築家 磯崎新による展覧会「觀海庵 縁起」を開催いたします。
日本を代表する建築家・磯崎新は、米寿を迎えた本年(2019年)、建築界のノーベル賞と目されるプリツカー賞を受賞し大きな話題となりました。磯崎にとって節目となるこの時期に、自ら設計を手掛けた国内にある3つの美術館(ハラ ミュージアム アーク、水戸芸術館、奈義町現代美術館)において展開してゆく『縁起』展。そのユニークな試みの第一弾として開催される本展では、ハラ ミュージアム アークおよび茶室・有時庵(1991年、原美術館隣地に建設)等の発想の原点を垣間見る作品群を、原六郎コレクションと併せてご堪能いただきます。
磯崎新と原美術館が共に歩んだ軌跡を、どうぞご高覧ください。

磯崎新 Arata Isozaki
建築家。1931年大分県生まれ。
●主な建築作品 大分県立図書館(大分/1966年)、群馬県立近代美術館(群馬/1974年)、つくばセンター・ビル(茨城/1983年)、ロサンゼルス現代美術館(アメリカ/1986年)、ハラ ミュージアム アーク(群馬/1988年、2008年)、サン・ジョルディ・スポーツホール(スペイン/1990年)、水戸芸術館(茨城/1990年)奈義町現代美術館(1994年)、秋吉台国際芸術村(山口/1998年)、セラミックパークMINO(岐阜/2002年)、深玔文化センター(中国/2007年)、カタール国立コンベンションセンター(カタール/2011年)、上海ヒマラヤ芸術センター(中国/2013年)など。
●主な企画・監修
第14回ミラノ・トリエンナーレ「電気的迷宮」(1968年)、「間ー日本の時空間」展企画・構成・展示(パリ・日本/1978-81年)、第6回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展 日本館コミッショナー「亀裂」(1996年)金獅子賞受賞、中国国際建築芸術実践展コーディネーター(南京/2003年)など。


会期

2019年9月13日[金]-10月23日[水]

会場

ハラ ミュージアム アーク 特別展示室 觀海庵

開館時間

9:30am-4:30pm(入館は4:00pmまで)

入館料

一般1,100 円、大高生700 円、小中生500 円、70 歳以上550 円
「加藤泉-LIKE A ROLLING SNOWBALL」展(会場: 現代美術ギャラリー)も併せてご鑑賞いただけます。