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美術館について

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榛名山と特別展示室「觀海庵」 撮影:齋藤さだむ

ごあいさつ

ハラ ミュージアム アークは1988年、群馬県渋川市・榛名山麓の高原に原美術館の別館として開館しました。磯崎新の設計による黒い色調で統一されたシャープなフォルムの建築は、周囲の豊かな緑に映える佇まいを見せています。内外の優れた現代美術を収集した「原美術館コレクション」によるテーマ展示や企画展を開催するほか、2008年に増築した特別展示室「觀海庵」では、東洋古美術の「原六郎コレクション」を中心に紹介しています。さらに、ワークショップや講演会などの教育普及プログラムに加え、開架式収蔵庫(現代美術)では専門家に調査研究の機会を提供する一方で、愛好家には日時限定の「開架式収蔵庫ツアー」が好評を博しています。都心に位置する原美術館とは対照的に、日帰り圏内の高原リゾート地にあるハラ ミュージアム アークは、隣接する伊香保グリーン牧場や車で5分の伊香保温泉とあわせて、休日のひとときを過ごすのに最適な場と言えるでしょう。

公益財団法人アルカンシエール美術財団
理事長 原俊夫

理事長 | プロフィール

1935年東京生まれ。学習院大学政治経済学部を卒業後、米プリンストン大学留学。1977年アルカンシエール美術財団を設立、理事長に就任、現在に至る。ニューヨーク近代美術館国際評議委員会副会長、ホノルル ミュージアム オブ アート名誉理事などを歴任。2017年フランス共和国レジオン ドヌール勲章オフィシエほか受章多数。

建築について

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ジャン=ミシェル オトニエル「Kokoro」2009 撮影:白久雄一

磯崎新によるハラ ミュージアム アークは、伊香保グリーン牧場に隣接する緑豊かな広い敷地に作られています。ピラミッド型の屋根を持つ正方形のギャラリーAと両翼に細長く伸びるギャラリーB・Cというシンメトリーを意識して配置された3つの展示室は、やわらかい自然光がトップライトから降り注ぐシンプルな空間の中、現代美術の展示を行っています。一方、特別展示室「觀海庵」は、書院造をモチーフにした静謐な和風の空間で、木、石、和紙、漆喰で仕上げた内部のいたるところに名工の技が光っています。また、屋外にはアンディ ウォーホルやオラファー エリアソン、ジャン=ミシェル オトニエルをはじめ、内外の現代アーティストによる常設作品が点在しています。なお、当館では環境に配慮し、太陽光発電も使用しています。

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現代美術ギャラリー(過去の展示から)撮影:齋藤さだむ
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特別展示室「觀海庵」(過去の展示から)撮影:齋藤さだむ