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レポート／群馬AIRアートプロジェクト「エデュケーションプログラム」江上越 つたわるかな？
10月16日、群馬県と群馬県教育文化事業団が主催する「令和4年度AIRアートプロジェクト」のプログラムの一環で、同プロジェクト参加作家の江上越氏によるワークショップを開催しました。
江上氏は現在、日本と中国を拠点に国際的に活躍している注目の若手作家です。ドイツ留学を機にヨーロッパでも活動の場を広げるなど、その豊富な海外生活の実体験から、制作を通じて「コミュニケーション」の本質を探るような作品を数多く手掛けています。
今回のワークショップは二部構成で行われました。前半は、辞書の中からある単語の説明を引用し、参加者は想像したものを描くというもの。犬、山、ゾウなど、誰もが知っているものでも認識の違いがあることを視覚的に表現します。答え合わせの時には参加者からは次々に驚きと笑い声が上がりました。
第二部は、1枚の絵を言葉で次々に説明していく「伝言ゲーム」を実施。目で得た情報を音で伝えていく過程でどのように変化するのか、また聞き取ったもののイメージの違いや、認識の誤差が重なると最終的には全く別の情報に作り替えられてしまうことを体験します。第一部、第二部とも、楽しみながらも様々な発見や気付きを得る内容となりました。
【2023年2月26日追加情報】
群馬AIRアートプロジェクト2022成果発表展「アーティストからみた群馬の魅力」
群馬県立近代美術館（2023年2月21日－26日）
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開催概要
日時：2022年10月16日（日）13:00～15:00
会場： 原美術館ARC 回廊スペース
参加人数：20名
主催：公益財団法人群馬県教育文化事業団、群馬県、原美術館ARC
後援：群馬県教育委員会