スーラージュ、 ピエール Soulages, Pierre (1919 - )
BIRTHPLACE: フランス

1919年、フランス中南部(アヴェイロン県ロデス)に生まれる。少年時代を故郷で、先史時代の巨石文化の遺跡やロマネスク美術に親しんで過ごす。 1938年、初めて訪れたパリで、セザンヌやピカソの作品に刺激を受け、美術学校を受験。合格したがその内容に失望し、入学せずに帰省。兵役後、モンペリエの美術学校に通う。 1943年、ドイツの占領下で、ナチの雑誌にあったモンドリアンやカンディンスキーの「退廃芸術」と呼ばれた作品に関する記事を読み、ソニア ドローネと出会う。翌年から絵画に専念するようになるが、当初からイメージに頼らない抽象絵画を手がけた。やがて伸びやかさと量感を併せ持つブラッシュストロークの集積と、黒を中心とした深く輝く色彩による独自の世界を確立。 50年代には早くも世界中で活躍する作家となった。評論家ミシェル タピエが提唱したアンフォルメルの一員に数えられたが、その個性的で妥協のない一貫した制作は、 70年代初頭のシュポールシュルファス(支持体/表面)運動にも大きな影響を与えた。
   
無題 1959

MATERIAL: カンヴァスに油彩
SIZE: 91 x 64