柳、 幸典 Yanagi, Yukinori (1959 - )
BIRTHPLACE: 日本

福岡県に生まれ、 1983年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。1985年同大学院造形研究科修了。 1990年イェール大学大学院美術学部彫刻科研究奨学修了。 柳の作品の基本的モチーフの一つは、「記号」である。記号は単なるデザインに過ぎない。しかしそれは時間と共に人々の心に様々な意味を与えるものとして、機能してしまう。その一つの例が国旗である。国旗は、元来デザインのひとつであるが、それが、国の象徴-国政、イデオロギー、国家思想等-として意味付けされていく。色をつけた砂で作った国旗同士をチューブでつなぎ、その中に放たれた蟻の動きが徐々に国旗のデザイン(ひいては国そのもの)や国境を崩してゆく作品「アント ファーム プロジェクト」シリーズは代表作といえよう。主な展覧会に 1997年、リヨンビエンナーレ、1998年、台北ビエンナーレ、2000年、「ランドスケープ・エンコ-ディッド」テートモダン(ロンドン)、2000-01年、広島市現代美術館個展、2002年、福岡トリエンナーレ等がある。
   
38度線 1991

MATERIAL: 着色砂、ガラス、フレーム、チューブ   
SIZE: 61 x 310
EXPLANATION